一級建築士事務所
ウィークエンドハウス株式会社

まるで新築！築35年木造住宅の全面改築工事

		お仕事で１年中お忙しいご主人とご主人に代わって家を守る奥様そしてお二人のお嬢様、そして改築を機に同居されることとなったお母様の５人家族のお住まいの改築工事です。 今回の工事のご依頼は、秋、私の子供たちの運動会の日のご主人からの「まだ会社はやってますね？」のお電話から急ピッチで始まりました。実は１年以上前にご相談があり、何度か打ち合わせさせていただいた経緯があったのです。一度やるとなったら話が早いＹさん、こっちもそれにお答えしようと一生懸命させていただいたつもりです。２～３回の面談しての打ち合わせと工事中まではＥメールでの打ち合わせで、着工から工事中までさせていただきました。このものがたりは、工期もタイトであったこともあり工事中の現場をゆっくりとご説明できなかったために、作成させていただきました。 「ものがたり」は少し大げさかもしれませんが、Ｙさんにとっても私どもにおきましても一大イベントです。現場の様子をご覧いただき、当時の思い出になれば幸いです。

			外観イメージを３パターンでご提案しました。 さて、問題です。 この３つの中から採用していただいたのは、どのデザインでしょうか？
	リモデル前			リモデル後

工事初日
電気屋さんと水道屋さん、ガス屋さんが、設備機器を取り外したり、ガスを止めたりとしていきます。そのそばから解体屋さんが内部をドンドン解体していくので、設備屋さんたちは大慌てで作業を進めます。骨組み（構造躯体）をすべて重機を入れずに解体するので２週間程度かかりました。
２階階段を上がって道路側を見返したところ	北側の和室
小屋裏の丸太が見えます。 雨漏れはないようです。	建築当時の棟札がでてきました。
おっと鉄骨がでてきました。 予想外でした。	６ｍ物の材木がなかったのでしょう。

2日目
壁は土壁です。 竹が編んでいると筋交いが見えます。当時としてはめずらしく、金物の火打ち梁がありました。	サッシュの障子を撤去し、雨が入るといけないので窓のところにはブルーシートやプラベニヤでフタをします。最後には玄関にもシートをして帰ります。

3日目
そろそろ内壁を壊していくので、本日は外部に足場を架けます。
和式トイレ	浴室
足場材料がキチンと積まれています。	シートを掛けて建物を覆います。